「ふるさと納税」を活用しよう

“地方創生”の名のもとに「東京一極集中の解消と地方の活性化」を目指す安倍政権は、その一環として「ふるさと納税」を推進している。「これ以上納 税なんて」と思っている人もいるかもしれないがそれは大きな誤解で、ふるさと納税は厳密に言うと「税金」ではない。
ざっくり言うと「実質2,000円の寄 付で数万円の商品がもらえる制度」。
2008年から始まったこのふるさと納税は以前から話題になってはいたが、昨年の4月に制度の改正で特例控除額 の上限が個人住民税所得割額の約1割から2割に引き上げられ、さらに寄附先が5団体(自治体)までであれば確定申告不要(条件あり)になったことで手続き が簡素化されたことにより、利用者が増えてきている。

なぜ「2,000円払うだけで数万円の商品がもらえる」のかと言うと、全国の自治体に 控除上限額の範囲内で寄付(これが便宜上「納税」ということになっている)すると、その2,000円を超える部分の金額が控除 または還付される。そして寄付した自治体からは「お礼品」としてその地方の特産品などがもらえるという仕組みだからだ。この「お礼品」は自治体によっては 様々なのだが、寄付する金額によっては数万円を超えるものも多く、話題になっているのだ。

ソフトバンクグループの「株式会社さとふる」が運営するふるさと納税ポータルサイト「さとふる」で は、全国の自治体のお礼品をチェックしながら、「自治体」「お礼品の種類」それぞれから検索が出来て、寄付金の金額で絞り込むことも出来る。選んだ商品は 「カートに入れる」「寄付手続きへ進む」をクリック。
ネットショッピング感覚でお礼品を選び寄付をすることが出来るのが便利だ。

例えば利用 者の希望する商品でダントツ人気の「肉」で言うと、長崎県諫早市では20,000円以上の寄付で「長崎和牛ロース焼肉用 550g」や「長崎和牛サーロインステーキ用(200g×3枚)」、「諫美豚(かんびとん)しゃぶしゃぶ焼肉セット2.7Kg」が選べる。この 20,000円はもちろん、後ほど2,000円を除いて手元に戻ってくる。

それ以外にも50,000円以上寄付で「こしひかり 愛」30kg(岡山県津山市)、20,000円以上で「750ml赤/ロゼワイン2本樽熟成セット」(栃木県那須塩原市)、10,000円以上で「鰹のた たき(ポン酢付き)」(千葉県勝浦市)など全国各地の名産品・特産品が用意されている。

また食べ物だけでなく、北海道の東神楽町では 20,000円以上で「牧者・乗馬1日体験」が出来たり、同じく北海道の江差町では100,000円以上で「日本一若い町長のおもてなし江差ツアー(1泊 2日)」などユニークなお礼品もある。何度も言うが寄付金は還付されるので実質2,000円で手に入れることが出来るのだ。

このふるさと納 税を気軽に利用できる「さとふる」は、現在楽天の特集ページから登録するともれなく100ポイントがもらえるキャンペーンを行っている。
自治体やお礼品の 検索から寄付の申し込みまで同じサイト上で出来るこがこのサイトの最大の強みだ。
また自分の収入や世帯状況から控除の上限をシミュレートすることも出来 る。

ふるさと納税は一度に5カ所まで同時に寄付出来て、その寄付金の使い道も指定することができる。

地方の名産をお得にゲットするもよし、生まれ故郷の自 治体に寄付して地方創生に貢献するもよし。一度試してみてはどうだろうか。

 

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